離婚して財産をもらったら贈与税は？【不動産売却・板橋区、豊島区・仲介手数料値引】 | 板橋区の不動産売却なら「株式会社満足ち住宅」- 新着情報

★離婚して財産をもらったら贈与税は？

【財産分与】

離婚した時に相手から財産をもらっても贈与税はかかりません。相手から贈与を受けたというよりも、夫婦の共有財産の清算や離婚後の生活保障の為の財産分与請求権に基づき給付を受けたものと考えられる為です。一般的に財産分与は２分の１づつです。

但し、以下のような場合は贈与税がかかります。

・財産分与された額が婚姻中の夫婦の協力によって得た財産の額より、全ての事情を考慮してもなお多すぎる場合です。多過ぎる部分に贈与税がかかります。

・離婚が、贈与税や相続税を免れる為に行われたと認められる場合です。この場合は、離婚によってもらった財産全て贈与税がかかります。

★住宅ローン返済中の問題点は？夫名義の家に妻が住む場合

【問題点】

・住宅ローンを夫から妻へと変更したくても、妻にローンを返済出来るだけの収入がなければ融資元の銀行が承諾しない可能性があります。

・住宅の名義を夫から妻に変更しても、ローン返済義務は夫が引き受けることになります。ローン返済が滞った場合、住み続けることが難しくなります。

★住宅ローン返済中の対策例は？

【負担付贈与】

・負担付贈与とは自宅に住み続けることになった妻にローン返済を負担させることを条件に贈与する場合です。

・夫名義の住宅ローンを妻が引き受けることを銀行に申し込み、妻が残りのローンを支払います。

・但し、妻の収入がある程度ないと認められないかもしれません。

【夫婦間売買】

・妻が住宅購入資金を調達し夫に代金を支払い、夫が残りの住宅ローンを全て支払います。

・妻が資金調達を出来るかが問題。また、あまりにも安い価格で売買した場合、妻側に贈与税がかかる場合もあります。

【現状維持】

・問題点は住宅ローンの返済が夫だけの場合、経済的負担になり過ぎ、返済が滞って残った妻と子供が住めなくなるという状況にならないように注意が必要です。

・再婚した場合、権利関係が複雑になりがちです。

・共有名義のままだと、売却するとき、両方の同意がなければならないのでトラブルが生じる可能性があります。

・不動産名義はどちらか一人にしておく方が良いでしょう。

【第三者に売却する】

・住宅を第三者に売却して住宅ローンを一括返済します。

・第三者から売買代金をもらって住宅ローンを完済します。ローン残高よりも売却した代金が高かった場合、残った差額は夫婦で分けます。

・問題点はすぐに買い手がつくか分かりません。離婚後、夫婦ともに住宅を探す必要があります。

・弊社を始め不動産会社の買取であれば、契約やお引渡しの時期をご希望に合わせてもらいやすいです。

★財産分与で夫に思わぬ税金がかかる？

夫名義の自宅を離婚した妻に財産分与した場合、その時の時価が取得費等を上回れば譲渡所得が発生し、所得税等がかかります。居住用財産の３，０００万円特別控除を使う場合も、離婚して他人になってから所有権を移転させないと使えません。

【一口メモ】

住宅の価値がローン残高よりも高い場合、売却したときにはローンを全て支払ってもお金が残るので、その金額は財産分与の対象になります。

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