離婚の疑問【財産分与・板橋区、豊島区・仲介手数料値引】 | 板橋区の不動産売却なら「株式会社満足ち住宅」- 新着情報

離婚するときにはお金の問題は避けて通ることは出来ません。慰謝料、財産分与および婚姻費用はどうするのでしょうか。もらえるはずだったお金がもらえないことがないように基本的なデータを知っておきましょう。

◆慰謝料はどの位もらえるのでしょうか

・平均１００～３００万円

慰謝料は浮気や暴力などの精神的または肉体的な苦痛に対する損害賠償です。離婚するときに必ず発生するものではありません。婚姻期間や支払う側の財力、離婚原因となった行為の内容などを考慮して金額が決められます。

・金額の目安

（内容）　　　　　（金額）

浮気　　　　　　１００～５００万円

DV　　　　　　　　５０～５００万円

悪意の遺棄　　　　５０～３００万円

性行為の拒否　　１００～３００万円

・慰謝料の支払い額の割合

なし　　　　　　　　　　３４％

１～１００万円以内　　　１１％

１０１～２００万円以内　１９％

２０１～３００万円以内　２０％

３０１～５００万円以内　１４％

５００万円超　　　　　　　２％　

（出典：判例タイムズ７８８号）

◆財産分与ってどれ位もらえるのでしょうか

・各５０％が原則

妻が専業主婦だった場合も、財産の名義が夫だった場合も、財産は夫婦のものとして原則２分の１ずつ分けることになっています。

・こっそり貯めていたへそくりも結婚後につくった財産は分与の対象になります。

結婚生活を始めた日以降に夫婦が協力して得た財産はどれも共有財産とみなされます。独身時代からの貯蓄や相続した財産は財産分与の対象外です。

【分けられる財産】

・現金や預貯金　・年金　・不動産　・保険　・株式、有価証券

・自家用車、家財道具　・退職金　・住宅ローン、オートローン

◆財産分与の平均額はどの位？

・半数近くが４００万円以下、１００万円以下が約４分の１、千万円超は約１２％

１００万円以下　　　　２４．３６％

 ～２００万円以下　　　１１．６９％

～４００万円以下　　　１３．３５％

～６００万円以下　　　　７．６０％

～１，０００万円以下　１０．５８％

～２，０００万円以下　　７．３１％

２，０００万円超　　　　４．３８％

未決定・算定不能　　　２０．７４％

　 （出典：２０１９年度司法統計）

◆婚姻費用とはどういうものか

【結婚生活を送るための生活費】

婚姻費用とは、結婚生活を送るための生活費、医療費、交際費などの費用のことです。夫婦には婚姻費用を分かち合う義務があり、離婚に向けて別居している間も、扶養を必要としている方が婚姻費用を請求できます。たとえ浮気をして離婚原因をつくった側でも、子供の分は婚姻費用を請求できます。ただし、慰謝料を請求される可能性があります。

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